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<description> （24時間おきに更新中）</description>
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<title>PLUTO 6―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (6) (ビッグコミックス)</title>
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<description>まごう事なく名作です。
この「PLUTO」と云う作品をまだ読んだ事がない、と云う方は・・・幸せかも知れません。
なにせ月イチ連載ですから、まあぁぁぁジリジリします！

そんな幸せな方には、ある程度ま...</description>
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まごう事なく名作です。
この「PLUTO」と云う作品をまだ読んだ事がない、と云う方は・・・幸せかも知れません。
なにせ月イチ連載ですから、まあぁぁぁジリジリします！

そんな幸せな方には、ある程度まとめて読む事をお勧めします。
ソレほどに次！次！早く次！と読みたくなる作品ですから。

早く〜次ぃ〜！原作ではロボットが殺されても（壊されても）周りは淡々としていたが，リメイク版では同じような場面で重い空気を感じた。ロボット達に特別な感情があるのだろうか。
何というか，原作よりずっと人間らしいロボットが動き回っているのがリメイク版だと思う。だから“命”にも重さを感じさせるような気が・・・。
現在の社会に必要なことが書き加えられていると思う。現代は，「怒り」という感情を人に ぶつけてばかりで，自分で自分をコントロールすることができない人が多い。自殺や殺人などの急増。この社会は命を畏怖するという心を失いかけているのだ。
かつて人間は命と命をつなぐ存在であった。そう，かつては。そしてロボットが人間に取って代わり，世代を超える存在になろうとしているのかも知れない。そうなると，命と命をつなぐという考え方はもうこの世界に必要のない考えとなっているのかもしれない。
だから，アトム，いやPLUTOも命と命をつなぐという事を取り戻す役回りを務めているのではないのだろうか。
原作では、いとも簡単にロボットが壊されているコマがあった。「破壊」という行為に対し、アトムたちロボットがどのような感情を露わにするか、それほど焦点は当てられていないようだ。唯一エプシロンは、子供たちのことを思い、子供たちの為に壊されていったが…。
リメイクのPLUTOでは、ロボットも人間と同じような感情を持ちうることが増幅して伝えられる。中でも印象に残ったのが、あのロボット夫婦だ。同類が壊されたならば、「そうですか・・・」涙の一しずくばかりで終わるのが原作での流れなのだが、彼らはそんなに簡単に考えてはいない。彼らの感情自体が彼らロボットたちを苦しめているのだ。「たかがロボット。」「作ろうと思えば同じものを作れる。」それは大きな間違いだ。外見、中身がまったく同じであろうとも、感情は別物だ。ロボットも、人間たちとの生活を楽しみ、さまざまな思いを共感する。人間とともに同じ時を過ごしているのだ。ロボットの方が一秒・一秒を懸命に生きていると言っても過言ではない。いつ壊されてもおかしくないのだから。
これらのことから、PLUTOは「命」の大切さを伝えたいのだと私は思う。命は、簡単に壊し、処分してはいけない。「今を生きろ。」これが、彼からのメッセージなのではないのだろうか。
１８００年代。世界には差別が存在した。人が人を奴隷として扱ったり，命を奪ったりしていた。そんなことが許される時代を，人類は体験している。そして，近未来を描いたPLUTOの中でもそうなのである。人間はロボットを殺せる（破壊できる）。だがロボットが人間を殺すことは許されない。
なぜだろう？なぜ人間はロボットを殺せるのだろう？ロボットも人間と同じで生きていることに変わりはないはずだ。PLUTOにたびたび出てくる「一体５００ゼウスでいいよ」という言葉。人間から見てロボットは、このくらいの価値でしかない。ロボットも必死に存在を示そうとしている。だが、人間はそれを許さない・・・・。
私達人間が今、忘れかけている〈生きる〉とは？について考えさせようとした漫画ではないだろうか？この展開がどうなるか。まだまだ、この先が気になる作品だ。友人の家に行ったら、
「PLUTO借りてく？6巻しかないけど。」
と言われた。
「うん！」
確か・・・たくさんの孤児の養父をやってるプロレスラーのロボットが戦いに行くところまで読んだ記憶がある。3巻くらいまでか？
ピアノのうまいノース2号とうロボットの話が切なかったな〜。
とにかく！抜け落ちた2巻分は、気合で読むぜ！！と、読み始めたら、
この巻、謎解き部分でかなり重要な巻ではないですか！


ロボットたちの苦しみが痛い。
ああ、人間はなんて愚かなのですか〜！！！
復讐のためにはなんでも利用しようとしてしまう。
これからど〜なっちゃうのよ？の第６巻でした。

「鉄腕アトムってこんなに深い作品だったんだな〜。」
と友人に言ったら、
「違う。原作は、もっと、こ〜、ボカスカ、=3 ボカスカ =3 な感じ。」
と殴るアクション入りで言われた。
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<title>芸術新潮 2008年 11月号 [雑誌]</title>
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<title>ブッダ全12巻漫画文庫</title>
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手塚版“ブッダ”の内容の素晴らしさは他のレビュアーの方の書かれている通りですが、私は特にこの作品に手塚先生のドラマツルギーのすごい非凡さを見ることができると思います。  三十代半ばでまさに劇的な最後をとげたキリストに比べて、仏陀の生涯は本来ドラマにしにくいと思います。 第一巻のおしまいになっても主人公がまだ生まれてもいないという破格の構成は初めて読んだときぶっ飛んだものですが、この物語の最初の主人公はパーリアのタッタです。 

（ここから先はネタバレになるのでこの作品を未読の方はお止めください）少年時代のタッタは動物の心の中に入りむ能力を持ち、また他人のために自分の命を投げ出すことのできるという、言ってみれば生まれながらのリトル・ブッダです。 ところが家族と親友チャプラを殺されたことに対する恨みからその復讐に生涯をかけるようになります。 後にブッダの最初の弟子となり、修行時代のシッダルタにもかなり協力していたタッタが、物語の終盤で結局復讐のために命を落とすという皮肉は強烈です。 ブッダの“とらわれるな”という教えと正反対のことをしています。 しかもあろうことが、彼の向こう見ずな復讐のおかげでブッダの同胞のシャカ続は滅ぼされてしまうのです。 弱虫で結構自己中心的なシッダルタがブッダに成長していったのとは逆に、もともと豊かな仏性をそなえていたタッタが現世の醜さに毒されて、ついに殺戮の中に自らの命を失うというこの合わせ鏡のような構造は含蓄が深いと思います。  ブッダのような聖人はまず滅多にいませんが、我々のほとんどはタッタのような生き方をしているのではないでしょうか（いや別に人を殺すと言う意味ではありませんが）。 この人間の運命に対する鋭い洞察力が、えてして退屈なものになりやすい聖人伝に生き生きとしたリアリティを与えているのだと思います。「なぜ人は生きるのか」という疑問を10代から抱き、釈迦の教えにたどり着いたのはまだ最近。釈迦をここまでキュートな王子に描けるのは手塚さんしかいないかも。幼少のシッタルダ、アッサジスジャータ、子どものタッタが何とも可愛い。仏教、釈迦の人生や思念を生き生きと描き、ユーモアやエンターテイメント性を含んだ分かりやすく親しみやすい内容は、堅苦しくなく読みやすい。衝撃的なアッサジの死ぬシーンは恐怖と慈悲の心に泣き、それを目撃するシッタルダの感情に激しく同情し、ミゲーラを看病し続けるシッタルダに泣き、ダイバダッタの嫉妬と不安に人間はそういう所があるなど様々な感情を触発されます。人間は醜い、弱い、美しい、優しい...人間の心は常に一定ではなく、気高く清らかに思える人でも、苦悩と葛藤と共に生きているのではないかなと。けれど、そんな人はやはり光輝く、そして人を癒すものを持っている。それが「慈悲」の心だと思っています...。全ての生きとし生けるものに対する愛は、自分の事の様に傷つく事が始まりなのかなぁ。歩いていて、突然、周りのすべてが輝いていることに気づく瞬間があります。
そういう「世界の息づき」のようなものが、物語から飛び出してくるようなまんがです。
手塚先生からの贈り物、子供でも一気に読めると思います。
あたたかいものと、無常観のようなもの、相反する大きな感情が、矛盾なく胸の中に満ちてくる、傑作だと思います。いざ仏典を読むとなるとしきいが高すぎるが、本作は漫画という媒体で気楽に読めるので、仏教に興味がある人はもちろんそうでない人にもお勧めできる。

ゴータマ・シッダルタが生まれて悟りに至る過程から最期を迎えるまでを全12巻に渡って（一部、創作を加えながら）見事に描いている。個人的には悟りに至るまでの過程が面白く印象に残った。特に修行仲間であるアッサジの最期は衝撃的。腹を空かせた狼たちに自ら身を投じることで、"犠牲"の精神を究極の形で実践してみせたアッサジ。これを見たシッダルタはショックを受けるが、その後悟りに至り、"ブッダ"となるのである。

それから2千年経った現代というこの時代を考えると、残念ながらブッダの説いた"犠牲"や"慈悲"といった精神性が尊重されているとは言い難い時代である。"お金"と"物質主義"に価値を置く現代では、むしろ蔑ろにされているのが現状だと思う。我々人類は2千年前と比べて精神的な意味でそれほど進歩していないことに本作を通じて気づかされた。

とにかく、宇宙の根源とか壮大なテーマについて色々考えさせてくれる良書なので老若男女問わず全ての人にお勧め。子供のころ、小学校の先生から「漫画本は読めば読むほどバカになる」と言われて
そういうものを買うのは恥ずかしいことだと感じてしまっていたころ
東京の大きな本屋さんのレジで一般書を買って並んでいると
前に並んでいた外国人の人がなにやら自分が選んだ日本語の本が本当に買うべきものだったのか
隣のサラリーマン風の紳士に尋ねたところ、その紳士は流暢な英語で答えてあげていました。
外国の人は笑顔でお礼を言って、最後に「あなたは何を買ったのですか？」と聞くと
その紳士は１０冊ほどの単行本を見せて「コミックブックですよ」と答えて
相手は「それはナイスですね」と答えていました。

その紳士がまとめ買いしていたのが、手塚治虫の「ブッダ」でした。
ただ当時はその表紙だけを見て、何の漫画だかは分かりませんでした。

それから数年後、本屋でみかけたブッダの漫画を見て、是非買おうとして
あらためて表紙を見たら、あのとき紳士が買ったものであることを思い出しました。
そして家に帰ってブッダを読み終えて、自分が海外の人にも胸を張って見せられるマンガ本を
読んだことに気づきました。

私が最も印象に残っているのは、奇しくもこの全集のカバーになっているウサギが出てくる場面で
ブッダのためにウサギが火に身を投げるシーンでした。

このような漫画でブッダの教えや悩みを表現する手塚先生の業績の素晴らしさを
あらためて認識しています。

これからも、日本の、そして世界の子供たちに推薦したい良書だと思います。

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<item rdf:about="http://31comic-book.best-beautystore.com/detail/04/4091815561.html">
<title>PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (5) (ビッグコミックス)</title>
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<description>Plutoといえば、地上最強のスパルタンなロボット。アトムといえば科学の子。
その漫画を愛する浦沢直樹ならではの心理ミステリー。
究極のロボットは感情をもつか、人間の心理を解析しつくして、目覚めさせ...</description>
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Plutoといえば、地上最強のスパルタンなロボット。アトムといえば科学の子。
その漫画を愛する浦沢直樹ならではの心理ミステリー。
究極のロボットは感情をもつか、人間の心理を解析しつくして、目覚めさせる鍵が、ある特定の感情なのか。
イクサをするプログラムを組み込まれたイプシロンが、Monsterのあのキーマンにあてがわれているところもいい。
アトムの眠りをさますのが、どんな感情になるのか、楽しみに待ちましょう。
最後にある、あとがきも味のある考察を見せてくれる。
すばらしい名作。
あといくつ、楽しませてくれるのだろう。悲しみを理解し、それがなければこんな思いをすることはないのに…と
思考するロボット。それはもうすでにただの機械ではなく＜生き物＞だ。
人と作られたモノ・ロボットの境界線は、この作品の中ですでにカオスである。
その事に気付きはじめた人やロボット達…。
派手なロボット達の戦いの裏側で、その問題にどういう落とし所を
見つけるのか、どう読ませてくれるか、熟練の作者の手腕に期待している。
アトムが目覚めたとき、物語は一気に終結に向かうのだろうか。原作アトムの地上最大のロボットは、20数年前のアニメで見た覚えがあります。
そのときも、次々と強力なロボットたちが戦い倒れていく描写が斬新で衝撃的で
またかっこよくて印象に残っていましたが、
これを浦沢氏がマンガにすると、想像できないくらいにおもしろい物になっています。
最高の脚本、構成、シナリオ。
スピーディかつ繊細な展開に夢中になります。
これが日本のエンターテイメントの底力ですね。浦沢本は好きなんだけど、元ネタが鉄腕アトムの話って聞いて、つい最近まで読まずにいたんだけど、何気に読んでみてビックリ！一気にここまで読んでしまいました。
…私、鉄腕アトムって、アンパンマンみたいな話だと思ってたんだ(;^ω^) お茶の水博士がジャムおじさんかと(^ω^;)(;^ω^)
めちゃくちゃテーマが重いです。その分、読みごたえたっぷり！
早く続きが読みたい！ 手塚作品の行間を、シリアスで埋めた浦沢作品の第５巻。

手塚作品ではごく短い１シーンだったものを、
独自の解釈でシリアスに展開していく。
総論としてはゆったりとした進み方なのだが、
各論はスピード感のある行間の埋め方だ。

プルートゥの輪郭がおぼろげに見えてきたり、
登場人物（この世界ではロボットも人と同じだ）の
バックボーンが明らかにされたりと動きのある巻。

次巻が待ち遠しい。
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<title>マンガの描き方―似顔絵から長編まで (知恵の森文庫)</title>
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<description>マンガの神様が マンガを語り 分かりやすく解説してくれてる！ それだけで歴史的価値観があるのではないでしょうか？ 
いろいろなマンガ家さん達が この本で勉強してきたという事実もあります。
30年まえ...</description>
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マンガの神様が マンガを語り 分かりやすく解説してくれてる！ それだけで歴史的価値観があるのではないでしょうか？ 
いろいろなマンガ家さん達が この本で勉強してきたという事実もあります。
30年まえに読んで感動しましたが、もう一度 買おうと思っています。
漫画なんて描かないし描けない私ですが、かの有名な手塚氏の本ということで読んでみました。
漫画の描き方と言うよりは手塚氏の漫画理論です。
今まで漫画はただ漠然と読んでいたのですが、なるほど漫画の理論とはこういうことなのかと思いました。
本書は1977年に出版されたものの再版なのですが、今の漫画でも通用することばかりに思えました。
手塚氏は本格的に絵画を勉強していないことにコンプレックスがあったそうですが、
画力が高くてもつまらない漫画もあれば、絵が下手でも面白い漫画はあります。
それが何故なのか分かったような気がしました。お世辞にも売れていないけど商業誌で自分の作品が載るようになってもう８年。単行本も２冊出してもらったけど、正直めげてしまいそうなつらいことが多い。そんな時氏のこの本を読み返して勇気を分けてもらう。もう何十回読んだかわからない。この本と出会って漫画描きになった。これから漫画家になろうとする若い人には古臭い内容に思えるかもしれないけれども、本質的な部分は変わらないので要ご一読を。私は、この本を、１９７０年代の初版本で読んだ。平易な文体で書かれた、楽しい本であるが、その内容は、題名の「マンガの描き方」と言ふよりも、マンガとは何か？と言ふ問いへの、巨匠（手塚治虫氏）の内省である。軽い本の様に思はれそうだが、この本は、手塚氏の芸術論であり、巨匠のマンガへの姿勢を知る上で、極めて重要な一書である。−−この本を書いた当時、巨匠は、栄光の頂点に在った。それにも関わらず、この本を読んで印象ずけられる事は、手塚氏が、何と謙虚な人であったか、と言ふ事である。そして、この本を読むと、手塚氏が、マンガは、人間社会において何が出来るか？と言ふ問いを絶えず考え続けて居た事が強く感じられる。そうした意味において、この本は、手塚治虫の花伝書であると、私は、思ふ。（西岡昌紀・内科医）「マンガの描き方」というタイトルから、技術本という印象を受けるかもしれませんが、技術的な話はあまりなく、技術本というよりは、読み物です。内容としては、・初心者が「マンガを描く」ためには、どういうことをすればいいのかといった最初の動機付け。・魅力ある「マンガ」とはどういうものか。・「マンガ」と教育の関わり。･･･など。マンガに対する手塚先生の考え方が述べられています。最近のマンガは、絵の技術は相当高くなっているが、どこかしら似たような展開のものが多いと思います。マンガは、アイデアが重要で、絵は「省略、誇張、変形」という単純だが特徴をもつべきだという主張が一貫して述べられています。???手塚治虫による、タイトルどおりの「マンガの描き方」の本。1977年初出のものを、文庫化。  ???著者が想定している主な読者は「今まで描いたこともなかった人」。落書きから始めればいい。紙と鉛筆さえあればいい。手塚は、繰り返しそう言う。そして、「省略、誇張、変形」という基本的な考え方やそれに基づく絵の描き方、実際にアイデアを「ひねり出す」ための「問題集」、など具体的なテクニックを惜しげもなく披露し、漫画の世界への扉をいっぱいに開いてみせる。例えば、「いろいろな顔をつくろう」と題した見開きページ。まゆげ、目、鼻、口の4つのパーツがそれぞれ8つのバリエーションで右ページに描かれ、左ページにはそれぞれを組み合わせて32パターンの顔の例を並べていく。これなら描けるかも…と著者の思惑通りについ手近な紙に落書きしたくなってくるような楽しさ、わかりやすさである。  ???一方で、読み飛ばしてもかまわない、と前置きしつつ本格的な技法や印刷などの専門的な知識、そしてプロを目指す人や新人漫画家への厳しいメッセージも幾度も顔を出している。後半になるにつれその傾向は強くなり、手塚ファン、漫画ファンには読み応えのある記述が並ぶ。「（アイデアを生む苦しさについて）ぼくだってこうなのだから、みなさんだって労力や努力を惜しんではいけない」。「ぼくの漫画から、戦後の長編漫画が確立されたと、気の弱いぼくだけど、これだけはそう信じている」。漫画の「神様」であった手塚の、漫画界を引っ張る者としての自信と責任感、後輩たちを育てることへの熱い思いに溢れている本。巻末に収録されたQ＆A形式のあとがき、夏目房之介の解説も興味深い。（門倉紫麻）
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<item rdf:about="http://31comic-book.best-beautystore.com/detail/06/425315073X.html">
<title>どろろ梵 3 (3) (ヤングチャンピオンコミックス)</title>
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<title>奇子 (下) (角川文庫)</title>
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しかし,読み終えた後の嵐の去った後のような荒涼たる感覚は秀抜だ。壮絶なラストは虐げられ抑圧された奇子の起こした反乱であり革命である。こんな人間達が身近にいたら本当に気が狂うだろう。奇子は本当に生まれなかった方がよかったのだろうか?あと,田舎は怖いというイメージでトラウマになりそうでした。これは凄まじい。

たとえば、アメリカン・ニューシネマの傑作、『イージー・ライダー』を観終えたあとや、稲垣足穂の『弥勒』を読み終えたあとや、つげ義春の『無能の人』を読み終えたあとなどは、あまりのショックでとても学校や会社など行く気がしなくなってしまう。
これらは、全て土曜日に味わうべきものだろう。

この間はじめて読んだ手塚治虫の『奇子（あやこ）』も、やはりそのひとつで、僕はしばらく立ち直れなかった。
なんでこの手塚治虫という人は、人間というものの弱さや下らなさや醜さをここまで徹底的に救い無く、胸悪く描くことができるのだろうか。
こういうものを読むとつくづく、ジョン・レノンにも同様のことが言えるが、手塚治虫が愛や勇気や希望の使者的な扱いを受けているのが不思議でしょうがない。

とにかく、このあまりにも強烈な手塚治虫のダークサイドの美しき結晶に触れてみて欲しい。
この絶望をどう取るかは、あなたの自由である。

 昭和の戦後の闇を描いた傑作だと思います。地下で外界から隔離されて異常に育った奇子が再び外の社会に出て、異常な人間関係の中に交わっていく。見終わった後のなんともいえない余韻、手塚先生は天才です！横溝正史的な田舎の閉鎖された環境で起こる。本当に古い東北地方の田舎ではこういうことがあったのだ。一族の恥は外には出さない。外に洩れるくらいならなんとしても隠してしまえ。そうして奇子という少女は子供の時代に死んだことにされ、土蔵の中で育てられる。そして、そういう環境の中で育った奇子はねじまがってしまう。近親相姦は当たり前、一族の殺人も当たり前という異常な環境の中で起こる話であると同時に読んだほとんどの人は奇子に悲しみや同情の気持ちを持つだろう。個人的に手塚作品で一番好きな作品です。ひとつの物語を見るとき、キャラクターをたてるために善人と悪人を置くのがふつうだと思うのですが、この作品にはそれがない。どの登場人物も善人でもなく、悪人でもなく、という生々しい人たちばかりです。こういう登場人物は手塚作品にはけっこういる(ブラックジャックetc)とは思いますが、この作品は際だっていると思います。手塚さんの人間観の暗い部分を表した作品なのでしょうか。すくいのない終わり方も、いいですね。
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<item rdf:about="http://31comic-book.best-beautystore.com/detail/08/4091821855.html">
<title>PLUTO 6 [別冊冊子付き豪華版]―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (6) (ビッグコミックススペシャル)</title>
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<description>ストーリーの構成力もさることながら(尻すぼみにならないことを祈るが)、浦沢直樹の表現・演出の手腕を大いに感じることができる話の内容は緊張感があり大きく動く話は先が気になる展開真実も垣間見えてき、相変...</description>
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ストーリーの構成力もさることながら(尻すぼみにならないことを祈るが)、浦沢直樹の表現・演出の手腕を大いに感じることができる話の内容は緊張感があり大きく動く話は先が気になる展開真実も垣間見えてき、相変わらず飽きがこないPlutoの正体を、ついにゲジビトが明かすのか?!
とまあ、詳しい内容は、読んでいただくとして。。。

１巻から、ずっと読んでいますが、原作への思い入れが特別に強い人には、
この作品はどうかと思うかもしれません。
ただ、子供の頃に原作を読んで心がきらきらと煌めき、そして今 大人になった人たちに、
この作品のテイストはとても良いと思います。

多分この作品は、いろんな人生経験をした大人のためのPluto。

お子さんには、多分作品の奥に秘めたモノが、きっと味わえず、
作品のうわべだけしか味わえないかもしれませんが、
とりあえず豪華版で買っておいて、暫く時を置いてから
もう一度 読み返してみると、きっと新しい発見（というか読後感）があると思います。

私は浦沢さん信者ではありませんが、それでもこの作品は大変良くできていると思います。
あなたの書棚に、是非。 傑作と呼ばれる本は、ジャンルを問わず数多く読みましたが、何回も読み返したくなる本には、なかなか出会えません。浦沢氏の作品についても、もちろんどれも素晴らしいとは思いますが、今までは特に買い揃えたいという衝動は起きませんでした。しかし、この"PLUTOプルートウ"については、ついつい豪華版を買ってしまい、かつ、何回も読み返してしまいます。
 今回で６巻目となりますが、これまでのところは、氏の最高傑作になる可能性が高いと思います。ただ、７巻目以降は、どう展開していくのでしょうか？そして、どう終わらせるのか？期待と不安で一杯です。
 蛇足となりますが、私は浦沢信者ではないので、おまけについては１巻目以外はいつも複雑な想いです。と、思ってる頃やはり出ます最新巻。
シリーズ中、全編怒濤の「泣き」！

情緒的なモノに飢えている方、廉価版を待たずして読むべし！
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<title>PLUTO 4 ―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (4)</title>
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<description>お茶の水博士が修理するロボット、あの手塚先生から名前をもらった工学者さんの開発した、犬型ロボットです。
究極のロボットがどこに行き着くのか。
浦沢ワールドでは、人間と同じ感情をもった、不完全な、そし...</description>
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お茶の水博士が修理するロボット、あの手塚先生から名前をもらった工学者さんの開発した、犬型ロボットです。
究極のロボットがどこに行き着くのか。
浦沢ワールドでは、人間と同じ感情をもった、不完全な、そして予測のできない、人間の隣人となるようです。
名作漫画として完成していく事は確信しますが、展開は読めません。
次回が楽しみ。
天馬博士がなんとなく碇ゲンドウの雰囲気を漂わせているような。
時代の流れを感じさせてくれるPluto。
あとがきは西原式、んん、何というべか。
メトロポリスに行きつくのか。初めに言っておくと私はアトムを見ていた世代でもなく、手塚治先生の作品で読んだことがあるのはブラックジャックくらいですブラックジャックは面白かったけどやっぱり年代を感じずにはいられませんでしたではこのPLUTOはどうかというと、全然それを感じさせないのだ手塚先生の世代を越えたメッセージを浦沢直樹先生という奇才が自分の持ち味を活かしつつキチンと一つの完成品としてリメイクされているとても面白く良くできた作品だと思います 『営業ものがたり』で浦沢をコケにしまくっている西原が、本巻の「あとがき」を「描｣いています。この人選が浦沢の希望なのか編集者の提案なのか知りませんが、とにかく笑わせてもらいました。

 で、改めて各巻に「あとがき」があることを意識したのですが、しかしちょっと待て…「あとがき」って普通は著者が書くものじゃない？ …とすると、浦沢＝西原ってことになりません？ これはアレです、｢反省する私｣と｢反省される私｣の二重性を孕んだ自己意識の構造じゃないですか？ 当然、西原が｢反省する私｣です。自我は他者を媒介にして形成されるワケで、まさにその通りの構造を、各巻は反映している様子です。

 前巻までの「あとがき」執筆者は、ま、いずれも浦沢を褒めてます。作品自体を一個の意識的存在に擬すなら、第3巻まではまだナルシシズムの水準にあります。本巻で初め、自我の中に強烈な否定(自己相対化)が導入されたのです。ロボットが｢悪｣を為し得るか否かという主題を通じて機械と人間の境界を問う本作品にふさわしい、覚醒の巻なのです。

 ただ、浦沢の資質がこの問いに適しているかどうかには、疑問もあります。登場するロボットが、まるっきり人間ソノモノか旧式のガチャピン型かの両極に分かれるのは、西原も指摘している通り、浦沢にロボットを描くセンスが欠けているからでしょう。「ほとんど人間」というギリギリのロボットが描けない。しかしロボット・フォビアが蔓延する社会で、「まるっきり人間」型ロボットがここまで大量に野放しになっているという設定には、かなり無理があると思うのです。

 いよいよ浦沢節に調子が出て面白くなってきた第4巻ですが、はたして超自我･西原の掌から飛び出せるかどうか、固唾を呑んで見守りたいと思います。 原作を知っているので、物語の展開はわかっているはずなのに、これほどドキドキ・ワクワクしながら読めるとは…

 考えてみれば、誰もがその物語を知ってるような“古典文学の名作”が、マンガ、映画、アニメの原作になる例は山ほどある。この作品の成功が示したのは、「マンガの名作は、既に（新たな物語の“原作”になる資格を持つ)“古典”なのだ」ということだろう。

 無論それも、浦沢直樹の非凡な才能があればこそ、ではあるのですが。プルートゥ第一巻を手に取った限りは、続巻を待ち詫びることになると思います。リメイクですから大筋はわかっているのですが、絵の印象がガラッと変わりましたし、アトムが描かれた時代と２１世紀の条件的な修正が加えられていますのでオリジナルに近いドキドキ感があります。第４巻は、ゲジヒトのエピソードに多く割かれています。早く続きが見たいですね。
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<title>MW(ムウ) (1) (小学館文庫)</title>
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<description> 主人公の結城は、毒ガスによって良心のない人間へと、悪魔へと変貌しました。
 では、良心がないとは、一体どういうことなのか――その答えは、「迷いがないこと」です。

 結城はなんの迷いも、ためらいも...</description>
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 主人公の結城は、毒ガスによって良心のない人間へと、悪魔へと変貌しました。
 では、良心がないとは、一体どういうことなのか――その答えは、「迷いがないこと」です。

 結城はなんの迷いも、ためらいもなく、男に抱かれ、女を抱き、人を騙し、殺めることを繰り返しました。そしてその結果、世界の存亡を左右する兵器まで手にします。それは、一体何を表しているのでしょうか？それを考えたとき、これが決して、ただのお話でないことに気付かされます。

 物語の最後は、決して終わらせることのできない、戦争というもの、良心を捨てた人々のしたたかさを、象徴しているようにも思えます。

 救いのない話ですが、だからこその重みを感じました。 読んでいる間の居心地の悪さ、読み終えた後味の悪さと、手塚治虫の問題作と言ってもいい作品。心がほっこりする、あたたかくなる、揺さぶられる、といった感情とは正反対の思いを抱かされる漫画ですが、一方で、主人公・結城美知夫の徹底した悪の魅力に引きつけられる側面もありますね。メフィストフェレス的な「悪」の魔力、「悪」の微笑みようなもの。そこに、妙に惹かれる雰囲気を感じる作品でもあります。
 結城と賀来（がらい）神父とのホモセクシャルな関係、結城の「悪」に翻弄される賀来の葛藤と懊悩がまた、この作品を構成している太い柱のひとつとして、強く印象に残りましたね。
 複雑・微妙な味のするエンディングの１コマにも、残り香のように後を引く余韻があります。
 タイトルの「ＭＷ（ムウ）」とは、某大国が化学兵器として開発した猛毒ガスのこと。と同時に、ＭＡＮ（男）とＷＯＭＡＮ（女）の呪縛を超えて、「悪」の化身として生まれ変わった結城美知夫のことを暗示しているのでしょう。その「悪」の存在を一方的に否定できないどころか、「悪」の誘惑、吸引力にある種の美しさを感じて引きつけられてしまう人間の不思議な側面。
 手塚治虫のブラック・マジック、黒い魔法に魅せられたような、そんな妙味を感じた漫画です。私は、この本がよく分かりません。

男、女、愛、宗教そして少し出てきた兄弟
美しいと言われてきたテーマがことごとく主人公に潰されていく。
それも見事に玉砕です。

これをご覧になられる方は
１巻の解説も一緒に読まれることをお勧めします。

この部分を読んだ後、
TVで討論の番組を見るとまた違った見方ができると思います。




手塚治虫先生が、日本漫画界に於いて、唯一絶対の神だと言うことは誰しもが認めるところであるし、その要因を数え上げればキリがないでしょう。しかし、手塚治虫が戦後漫画に及ぼした最大の影響ーそれは、本来タブーとされていた｢性｣を、二次元世界であるコミックの領域に持ち込んだ事・・・それに尽きるのではないでしょうか。それによって現代日本が世界に誇る「MANGA」文化は、より深く、より身近に現代人の苦悩までも救い上げる存在となり得たのだと思われます。この作品においては、登場人物たちが哀しいまでに自らの｢性｣に振り回され、破滅していきます。主人公の結城美知夫は、｢悪｣の象徴化であると同時に、人類が持って生まれた原罪の象徴でもあります。だからこそ、彼に関る人間達は、彼を憎悪しつつも離れることが出来ない。むしろ、どうしようもなく惹かれていってしまいます。読んで頂ければお分かりになるでしょうが、もはや彼は一人の人間としての存在を超越しています。これは単なるピカレスクロマンを超えて、時代を超えた｢悪の寓話｣なのだと思います。(実際、｢整合性｣という点に置いては、首を傾げたくなるような場面も多々見られます)｢鉄腕アトム｣等で｢正義とは何か｣を追求し続けた手塚先生は、同時に｢悪とは何か｣という疑問も追及せずにはいられなかったのでしょう。ここでは、結城美知夫個人としての悪だけではなく、社会悪としての戦争がもたらす悲劇、も描かれていて、その点に於いても読み応えを感じます。巨匠の名声に甘んじることなく、常に未開の地平を開拓し続けた手塚先生の野心作。｢手塚漫画は健全すぎてちょっとね・・・｣という方に、是非お勧めしたい作品です。この本の絵は手塚氏の絵ですが、内容は一般的に認知されている手塚治虫の漫画とは対照的な内容です。主人公は、始めこそ、昔、吸わされて死の寸前にまで追いやられたガスの関係者への復習が目的ですが、後半はただの自分の狂気（これもガスの影響の一つかもしれません）のためだけに行動します。ここまで狂気に暴走する主人公は、他に知りません。たいがい狂気に走る人には、それなりに理由があり、それにもゴールがあるはずですが、彼には、それらが無いように思えます。物語の最後などはW3などにも通じる「あっ」と言わされるような内容です。（スピルバーグの映画にもエンディングが二転三転しますが、元祖は手塚氏であるような気がします）こんな本を書いている（書ける）からこそ、手塚氏の漫画は奥が深くて非常に面白いです。
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<title>PLUTO (2) ビッグコミックス</title>
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<description>自ら核兵器を所持しているにも拘わらず、新たに他の国が核兵器（大量破壊兵器）を持つことを禁止する...アメリカ合衆国とイラクの間で2003年に行われたイラク戦争をヒントに、ストーリーを展開している。
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自ら核兵器を所持しているにも拘わらず、新たに他の国が核兵器（大量破壊兵器）を持つことを禁止する...アメリカ合衆国とイラクの間で2003年に行われたイラク戦争をヒントに、ストーリーを展開している。
そして、２巻では新たな世界最高峰ロボット１対とウランが登場した。「人を殺す完璧さ」は、明らかにアトムの別作品に出てくる
悪の心を発生する装置「オメガ因子」が下敷きになっています。
善悪両方の心を備えてこそ、完璧なロボットだという。
Plutoはブラック・ジャックはじめ多くの手塚作品を踏まえた描き方で、
子供のころから手塚作品に触れてきた身としてはニヤリとさせられます。
あと、お茶の水博士はどう見ても手塚治虫ですね（笑

同胞たちを「いっぱい」破壊したモンブランが戦争に疑問を持つ逸話は、
この作品の「戦うことの意味」というテーマを象徴しています。
1巻でノース2号が「もう戦いたくない」と語るのと似ています。
そして、戦地に赴くアトムの映像。確かに違和感はあるのですが、
大量破壊兵器としての能力を持つという設定だけに、
こうした泥臭さがかえってリアリティーを与えている気がします。1巻から読んでください。感動しますよ。1巻、2巻の構成力に。雑誌に連載している時から？いや、構想を考えているときから、単行本1巻、2巻をきちんと計算してつくってないとこうはならない驚きが最後の頁に隠されています。3巻目の終わり方がとっても楽しみです。つまらなくはなかったです。
でも、他の浦沢さんの作品と比べるとどうも面白くないかな…。20世紀少年とかが傑作すぎるのかもしれませんが。
まだ2巻なのでいろいろ言えませんが、今後に期待したいです。集めます。貪り読むように読む。一巻の最終ページで、やっと主人公のアトム君が登場というひっぱりかたで気になって仕方がなかったがようやくアトムの表情と存在が「どのように描かれるか」がわかる。つまりそれは「浦沢直樹の描くアトム」が、やっと正体を現すということだから。巻末で手塚治虫先生の息子である手塚眞さんが、「手塚治虫の他の作家による本格的なリメイクはいつか必ず来ると思っていた」といったことを語られているが、僕も正直ももう少し先だと思っていた。しかし、このクラスの作品に仕上がっていることから、時期は満ちていたのかもしれませんね。前回の『２０世紀少年』の書評 でも書いたのだが浦沢作品の特徴は、日常を淡々と積み重ねて全体の骨太の物語を浮かび上がらせるいう手法にあると、僕は思っています。だから、連載で読んでいると似たような単調な日常のシーン「のみ」で一回が終わってしまい、実は読むのが面倒くさくなることがあります。モンスターなんかは、連載中はたるくて読むのがめんどくさくなったことが度々ありました。しかし、それを単行本で一気読みすると、全体が神の視点で統合されており、単行本で読むと作品の大きな流れが一番面白く読めるように設計されています。見事ですね〜。
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<title>ブラック・ジャック Ｔｈｅ　Ｃｏｍｐｌｅｔｅ　ｓｅｖｅｎｔｅｅｎ　Ｖｏｌｕｍｅ　ｓｅｔ 全１７巻（漫画文庫・化粧箱セット）</title>
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<description>自分が凡人なので、天才だからできることにあこがれてしまいます。
しかし、ブラックジャックを読むと、天才だからこそ抱える苦しみというものがあることが分かりました。
読んでいる最中は、気にとめていなかっ...</description>
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自分が凡人なので、天才だからできることにあこがれてしまいます。
しかし、ブラックジャックを読むと、天才だからこそ抱える苦しみというものがあることが分かりました。
読んでいる最中は、気にとめていなかったのですが、いざレビューを書こうとしたら、思い当たったので、書かせていただきました。
いろいろな読み方ができる、楽しくて、悲しくて、面白くて、辛い物語だと思います。命の尊さ。
人の心。
作者の医学に対する思い。
が詰まった作品です。


ただ、製品にはがっかりしました。
帯やカバーを外すと、本の裏表紙は折り目が入っていたり、引っかき傷があったり、皺くちゃになっていたりして酷い有様でした。
私は中古でも本を買ったりするので、くたびれた本を読むのは気になりませんが、新品で買ったものが中古並みでは、何を求めて新品を買えばよいのでしょう。

大好きな作品だけに、出版元には失望させられました。

手塚治虫からの重要なメッセージに満ちていると思います。
いのちの大切さ、いとおしさ、生きることのすばらしさが伝わってきます。
一話ごとの読みきりのシンプルなストーリーでありながら、読む人に与える感動がすごいです。
初めて読んだときから30年近くたって今、読み返しても、いい作品であると感じます。
いつまでも残ってほしい作品です。テレビ放送が好調のブラック・ジャック。原作を改めて読み直してみるのも、テレビを原作を併せて観るのもなかなかおすすめです。買い
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<title>奇子 (上) (角川文庫)</title>
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下山事件やゼネストといった今では歴史になりつつある事件を背景にして旧家の戦後を描き出しているがどれをとっても...</description>
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この作品は上下巻通して読まないと意味がありません。ですからレビューも全編通した内容です。
下山事件やゼネストといった今では歴史になりつつある事件を背景にして旧家の戦後を描き出しているがどれをとっても理解できる人の年齢が高いように思う。もともと昭和47年に発表された作品なのでその時代を知っていれば事件についてはともかく旧家の雰囲気となるとわかる人は少ないでしょう。
手塚氏自身が大阪の旧家の出身ですからその閉鎖的な小社会を見聞きして育っているので読み手にもそれなりの予備知識を要求しています。その意味ではやや作品の紙幅が少なく背景の説明が少ないのがつらいところです。
しかし個々のキャラクターの書き込みはすばらしく背景を気にせずストーリーに引き込んでくれます。この作品は人の業を描くこととそこからの自由、そして業を業として背負う人の強さがテーマです。
ラストのおばあさんのせりふが全てを救います。手塚さんの成人向け作品のなかで「きりひと賛歌」「ばるぼら｣の次に好きな作品です。
手塚さんは、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の戦後日本版を作ろうとしたのではないでしょうか。性的なもの(女性・童女・性愛・聖性）も主題の一つになっているようです。
彼は「童夢」の画、あの日本人特有の肢体や顔立ちの生々しい描写に衝撃を受けたそうですが、この作品に登場する韓国人や与党政治家の描写を見ると、大友克洋に優るとも劣らぬリアルな描写力の持ち主だったと認識させられます。
最後の地下に取り残される場面は素晴らしく秀逸です。
日本人のどうしようもない日本人性、日本人の血族というもの、そのシガラミを、象徴的なシチュエイションのなかに実に見事に描き出しているとおもいます。
それから、最初の方に出てくる知恵遅れの無垢な少女の惨酷な殺人の場面は、殆ど一生忘れられぬものです。こんな可哀相な顔（殺される時の）を、よく思いつき描けたもんだと感心してしまいます。無垢なる者の凄惨な運命。この究極の不条理に対して普通人の持つ憎悪とも諦念とも異なる激しい感情ー敢えて表現すれば、登場人物と一緒になって意味も無くただワアワア泣き喚いていたいとような子供の心情を、大人になってからも強く持っていた人だたんだな、と思います。（奇子は彼の戯画でもあるとも思えてきます。）これは、天才の病理であり原質といってもいいものでしょう。この子供のようなイノセントな気持ちと大人（というより科学者）の冷酷な世界認識との共存が、彼をして天才揃いの戦後日本マンガ界のなかでも、最大の巨匠にしたんだと思います。まるで、上質のノンフィクションのような漫画です。漫画の域を超えた質の高い作品だと思います。敗戦後の昭和の時代の闇を描いているようです。私は、下山事件については詳しくありませんが、その謎に迫るような作品になっているようです。この作品を読んで下山事件に興味を持ちました。面白いので、上下巻とも一気に読みました。昭和の時代に、本当にこんなことあったかもしれないと思わされる、地方の資産家の閉鎖的な陰湿さについては、不快な気持ちを持ちつつも、人間の本質を見る思いです。難しいテーマを読者の気持ちを鷲づかみにしながら、描いていくところは、さすが、手塚治虫と思います。また、テーマの選び方が、知性と感性を感じます。これは凄まじい。

たとえば、アメリカン・ニューシネマの傑作、『イージー・ライダー』を観終えたあとや、稲垣足穂の『弥勒』を読み終えたあとや、つげ義春の『無能の人』を読み終えたあとなどは、あまりのショックでとても学校や会社など行く気がしなくなってしまう。
これらは、全て土曜日に味わうべきものだろう。

この間はじめて読んだ手塚治虫の『奇子（あやこ）』も、やはりそのひとつで、僕はしばらく立ち直れなかった。
なんでこの手塚治虫という人は、人間というものの弱さや下らなさや醜さをここまで徹底的に救い無く、胸糞悪く描くことができるのだろうか。
こういうものを読むとつくづく、ジョン・レノンにも同様のことが言えるが、手塚治虫が愛や勇気や希望の使者的な扱いを受けているのが不思議でしょうがない。

とにかく、このあまりにも強烈な手塚治虫のダークサイドの美しき結晶に触れてみて欲しい。
この絶望をどう取るかは、あなたの自由である。
別の所でも書きましたが、笑いとシリアスとは、本来表裏一体なのですね。コインの裏表みたいに。コメディアンさんのシリアスな芝居がハマり役になるとか。うーむ。暗い。構成は緻密にしてとことんダーク。ＧＨＱや下山（作中では霜山）事件などが絡む戦後日本を舞台に、或る旧家の姿が描かれます。ヒョウタンツギもオムカエデゴンスもハム・エッグもヒゲオヤジも出て来ません。主人公奇子に、初めの内は感情移入もしながら読んでいたのですが、段々とそれも辛くなってくるのが凄い。作家・手塚治虫が、自分の中のレンジの針を、かなり一方に振った作品、と云えるのでしょう。手塚作品を子供が読むべき模範的な漫画作品、と取り敢えず唱える人は、この作品を読んでどう云う感想をもたれるでしょうかね。あまりにも救いがないので、星は１点引かさせて貰いましたが…。一気に読んでしまいました。傑作です。
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<title>PLUTO (1)</title>
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<description>ゲジヒトら人型ロボットも含め、この作品に登場する面々の8割強はくたびれたオヤジ達ですね、そんな浦沢氏の最も得意なフィールドで今作も十二分に辣腕が発揮されています。ゲジヒト、ヘラクレス、天馬博士・・渋...</description>
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ゲジヒトら人型ロボットも含め、この作品に登場する面々の8割強はくたびれたオヤジ達ですね、そんな浦沢氏の最も得意なフィールドで今作も十二分に辣腕が発揮されています。ゲジヒト、ヘラクレス、天馬博士・・渋すぎてたまりません。 さて1巻のストーリーの見所としては、やはり皆さんが多くあげてらっしゃる老音楽家ダンカンとノース2号の話でしょう。人の顔を持たないロボット達の悲しみ、苦悩、逡巡等、その心の機微を見事に描き出し我々読者にスムーズに伝達してしまう。そんな凄技をやってのける漫画家は浦沢氏以外にそうそういないでしょうね。文句なしに希代の傑作です。手塚治虫原作の浦沢作品。ロボット三原則を破るか否かの部分では石森章太郎のキ
カイダーが見事な解釈を見せており、それを上回るものではない。

ストーリーは謎の世界七大ロボットの連続破壊事件。どうしてもストーリーを追う
中で気になってしまうのは、現代では機械工学に関してあるていどのロジックは整
えて欲しいと言うこと。

ゲジヒトのゼロニウム弾の発射可能性玉数や、原型を留めて壊れたロボット再生な
ど、勝手なルールで進めて行く。そう、この物語の原作は古いのだ。

そして現代でも年少の読者でもこの辺りの視点は厳しい。ロボットの存在や周辺の
ロジックはルールでもあり、そこがあるので、緊張感もあるし、感情の移入も出来
るのだ。

そしてプルートゥ。まったく最強の機械的な根拠もなく、殆どその姿を現さず、
恐怖心も与えない。何を言いたかったのかさえもわからない。

世界の紛争を背景に悲劇を演出するが、背景を利用しただけで平和思想を読者に与える訳ではない。

原作者の当時の時代背景と画であれば「仕方がない」で済む物を、わざわざ現代の
漫画家がリメイクしてこれでは本当に困る。

浦沢作品はその裏付けや哲学がいつも浅い。そしてSF漫画家としては感覚が古いと
言わざるを得ない。のんきにこのマンガで陶酔していてはその人は心配だ。1巻読んだらいますぐに続きが読みたくなり2、3、4、5巻と買いました。超おもしれェ!!!!! Monster・２０世紀少年と長編ミステリーではことごとく読者を裏切ってきた浦沢直樹ですが
今回は漫画の神様と謳われた手塚治虫の、しかも代表作のリメイクとあってそれなりの威信もかけて描いていると信じています。今回は名作の「匂い」だけ感じさせてほっぽり投げないで下さいね。
 内容としてはＳＦサスペンス物ですが、世界観は充分練られていると思います。さらに得意の心理描写と意味深な伏線で、特にドタバタがなくても物語に一気に引き込まれます。
ただ残念なことにロボットがダサい。これは個人の趣味にもよると思いますが近年のＳＦ作品と比べると圧倒的にダサいです。
せっかくのＳＦなんだからもうちょっと他の人の描くロボット参考にして考えたほうがよかたんじゃないですか、浦沢さん!!今さらながら、気まぐれで買った「PLUTO」。
一読した時は、「まあ、良くも悪くも浦沢直樹だね」としたり顔でうなずいたりしたものですが。

二回目。
なんで二回目なのかは今だわかりませんが。

ノース２号。
号泣です。嗚咽つきです。

あまりに売れすぎていると敬遠する、という癖は本当にまずいなあ、と猛省です。


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<item rdf:about="http://31comic-book.best-beautystore.com/detail/15/4091920055.html">
<title>MW(ムウ) (2) (小学館文庫)</title>
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<description>最初に思ったのはこの言葉です。読み終えた時、愛や正義をモチーフにした天才の手塚治虫がこんな作品を作り挙げたことにある意味での喜びや感動に胸が震えました。一つの計画を自らを犠牲にしてまで成功させる、警...</description>
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最初に思ったのはこの言葉です。読み終えた時、愛や正義をモチーフにした天才の手塚治虫がこんな作品を作り挙げたことにある意味での喜びや感動に胸が震えました。一つの計画を自らを犠牲にしてまで成功させる、警察までも欺く青年。このような作品は近年出され社会現象を生みましたが、その原型がこの作品のように感じます。完結。結城と賀来の運命を狂わせたＭＷという毒ガス兵器。ＭＷに侵され余命の少ない結城の目的は、そのＭＷを使用し、全人類を道連れにすることだった！？賀来は結城の目的を阻止しようと動き出す。だが、とうとう結城はＭＷを手に入れた！！軍や警察が入り乱れ、全人類の命を守るため、結城からＭＷを奪おうと画策する。そして、最後の切り札として、結城の兄・歌舞伎俳優の河本玉乃丞が呼ばれた。結城に瓜二つな彼は…そして賀来は、結城を止め、そして人類を救うことができるのか！？かなり非道な性格の主人公・結城ですが、何故か嫌いにはなれません。この世界のどこかに、きっとＭＷのような毒ガスがあるんだろうな、と思うと背筋が寒くなります。近い未来の一場面を見ているようでした。ラストのブラックな感じがまた、イイカンジ。手塚さん、やるぅ！！ 10年以上も前に初めて読んだときには、その物語展開に慄然としたことを強く記憶しています。当時はまだ「ブラック･ジャック」や「火の鳥」といった、正義を判りやすい形で提示してくれる作品領域を越えた手塚マンガに接していなかったために、この「ＭＷ」は手塚マンガの掟をやぶった堕天使の物語として、脳天を打ち砕かれるような衝撃を受けたのです。男色、殺戮、涜神、そして読者をあざ笑うエンディング。登場人物のほとんどが「限りなく利己的」で「果てしなく退廃的」です。以来このおぞましい物語の記憶が頭を離れず、今日まで再度手にすることに恐れを感じてきた作品です。 手塚は必ずしも正義をストレートに描くマンガ家ではないことを、この15年で私も徐々に理解してきました。勇気をふりしぼって今回再読したのですが、これは正真正銘の手塚マンガでした。 そしてこの「ＭＷ」はラストをすでに知った上で読み返すと、強い憤りを持った反戦への祈りという、実にわかりやすい、手塚の繰り返し描いてきたストレートなメッセージが全編を貫いていることに気づくのです。 「ＭＷ」のエンディングが多くの読者が期待したとおりのものであったならば、一読には値しても再読を強く勧める作品にはならなかったと私は感じるのです。妥協を許さぬエンディングを用意することによって、読者にある種の覚悟を手塚は要求したのではないでしょうか。これだけの重いテーマを扱う上で、手塚は作家として読者に真剣勝負を挑んだに違いありません。 だからこそ、この作品に手を出す前に読者は自らに問い掛ける必要があります。今、手塚と徹底的に切り結ぶだけの覚悟が自分にあるのか、と。 強く勧めると同時に、多くの読者に注意を呼びかけたい秀作長編です。「ＭＷ」を手に入れる為に殺人を繰り返していく美知夫。それに惹かれる女達。神父の葛藤。最後の飛行機でのシーンは中々のものです。人間の持っている「恐怖」の側面を見せつけるようなこの作品。ぜひご覧になってください。
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<item rdf:about="http://31comic-book.best-beautystore.com/detail/16/4253171176.html">
<title>Black Jack―The best 11 stories by Osamu Tezuka (17) (秋田文庫)</title>
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<description>私が持っているのは旧版（昭和年代の古い本です）なんですが、ﾚﾋﾞｭｰを書かせていただきます。

最近ｺﾐｯｸなど履いて捨てるほど溢れていますが、やはり手塚さんの作品はそのｺﾐｯｸ達の頂点に立つといっ...</description>
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私が持っているのは旧版（昭和年代の古い本です）なんですが、ﾚﾋﾞｭｰを書かせていただきます。

最近ｺﾐｯｸなど履いて捨てるほど溢れていますが、やはり手塚さんの作品はそのｺﾐｯｸ達の頂点に立つといっても過言ではないと思います。

一話一話読むごとに、そこには手塚さんからの何らかのメッセージが込められているようで。
これはどういうことなんだろう。命ってどういうことなんだろう、と考えさせられる作品です。

そして何度でも読み直したくなる。
まさに娯楽のためのコミックではなく、芸術作品です。


・・・まず何よりも、登場人物達が大好き☆三
すごく魅力的です！ピノコもブラックジャックのことを、いざという時に支えられる女の子だなー＾＾とも思えますし。
天才的な外科医であるブラックジャックも、時として死の前では無力なことを痛感したりもするし。
とても人間味溢れていて、ホントに大好きです！！ この作品は本当に手塚先生が描かれたものなのだろうか？この疑問を私の頭の中から拭い去ることができない。その根拠として以下のものを挙げることができる。

1 ピノコをはじめとするキャラクターが16巻までと見比べると明らか に不自然である。

2 英語のタイトルが単に日本語のタイトルを翻訳したものに過ぎず、 冗長であったり、浅はかであったりする。以下にその例を挙げる。
 金！金！金！  Money! Money! Money!
  純華飯店    A Patlent Who Believes in Herbal Medicines and Detests a Surgery

3 手術シーンで医学用語がほとんど登場しないか、登場したとしても 不自然である。
 
 以前、テレビの番組で手塚先生自身が「鉄腕アトム」が自分の手から離れてアシスタントの人たちによって描かれるようになり「自分のアトムではなくなってしまったようだ」と悲しみを告白されていました。

 私は手塚先生の作品を読みたいのです。手塚先生は余人をもって代えることはできないお方です。手塚先生の作品を冒涜しないでください。チャンピオンコミックスに未収録であった「金！金！金！」「不死鳥」「おとずれた思い出」などが読めます。とても価値ある１冊だと思います。特に「おとずれた思い出」はピノコに関する重要かつせつないストーリーで、これが見られただけでも購入した甲斐があったと思いました。 少年チャンピオン・コミックス版、それも新装版ではなく旧版の「ブラック・ジャック」は全巻持っているのですが、私が持っている版には収録されていない作品がいくつかあるということを最近初めて知りました。その未収録作品のうちの３つがこの秋田文庫版17巻で読めると聞き、この巻を手にした次第です。 確かに私がこれまで読んだ記憶のないものがあります。それは以下の3話です。 「金！金！金！」 「不死鳥」 「おとずれた思い出」 「不死鳥」は手塚の代表作のひとつ「火の鳥」を意識した作品です。 少年チャンピオンで連載時に一度は発表されていながら、なぜその後単行本に収録されなかったのか、その経緯はわかりません。本巻にもその事情はつまびらかにされていません。 この巻に収められた「おとずれた思い出」「ピノコ再び」そして「台風一過」の三作品では、ピノコの切なさが胸を打ちます。 ブラック･ジャックが硬質でストイックな倫理観を大上段から振りかざす一方で、ピノコは健気で一途な姿勢で人の心に迫ってくるのです。 サブキャラクターとしてのピノコの魅力あふれる巻といえます。著者の死後にはじめて出した「問題含む」シリーズです。つまり封印されていた作品群です。何が問題かっつうと人間を鳥にしちゃったり、黒人が黒い顔に白い分厚い唇で描いてあったりとかいうことで、内容には関係ないです。たしかに鳥になっちゃうのは医者の仕事の範疇を超えているし途方もないですが。。
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<title>火の鳥 (12) (角川文庫)</title>
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<description>「野性時代」に連載（1986〜88年）された「火の鳥」最後のエピソード。


テーマは新しい宗教と古い宗教との衝突で「信仰というものは
人間がつくったもの」という手塚のクールな認識がその根底にありま...</description>
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「野性時代」に連載（1986〜88年）された「火の鳥」最後のエピソード。


テーマは新しい宗教と古い宗教との衝突で「信仰というものは
人間がつくったもの」という手塚のクールな認識がその根底にあります。


大海人皇子と大友皇子との皇位継承争いである壬申の乱の原因として仏教と在来神信仰の
間の宗教対立を設定し、しかもその対立の構図が千三百年後の未来においても反復される、
というスケールの大きな構成が採られているのが本作の勘所。

いつの世も変わらない、宗教を政治利用しようとする権力者と、
それに翻弄され、犠牲にさせられる民衆の姿が描かれます。


手塚にはシッダールタの生涯を描いた『ブッダ』がある一方、本作のように
外来宗教としての仏教という負の側面を浮かび上がらせる作品もあるわけで、
改めて作家としての懐の深さ、発想の自由さを感じさせられます。
手塚治虫さんのライフワークとなった火の鳥。今春よりNHKでアニメ放送がはじまったので、それをきっかけに多くの人が本も読んでくれると嬉しいです。この作品はとにかくスケールのでかさが半端ではありません！！すばらしい。
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<title>ガラスの地球を救え―二十一世紀の君たちへ (知恵の森文庫)</title>
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<description>尊敬する手塚治虫氏のエッセイ。
手塚氏の死後に編集されて出版されたものだが、手塚氏がどのようなことを考え、伝えたかったかが驚くほど率直に書かれている。

私が手塚治虫のマンガだけは、他のマンガと区別...</description>
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尊敬する手塚治虫氏のエッセイ。
手塚氏の死後に編集されて出版されたものだが、手塚氏がどのようなことを考え、伝えたかったかが驚くほど率直に書かれている。

私が手塚治虫のマンガだけは、他のマンガと区別しているのは、そこに人間として普遍的な「問題」が提示されているからだ。
手塚氏は小さな頃、身体も弱く、細くて毎日学校から泣きながら帰ってきていた。
母親はそんな彼をやさしく包み、当時敵視されていたマンガを大量に買って読ませてくれていた。
それが後の仕事に結びつく。
しかし、その幼い頃の経験がマンガに表れていたとはまったく知らなかった。
彼のマンガのテーマを私は理解出来ていなかった。
手塚氏のマンガには、差別の対象となる「異物」が主人公となることが多いのだ。
たとえば、アトム。
アトムは、未来社会の希望、のように考えがちだが、「人間社会にはなじめない完全無欠のロボット」の悲しみが描かれている。
「三つ目がとおる」では三つ目の男の子、「ジャングル大帝」では一匹だけ白いライオン、「ブラック・ジャック」では顔の皮膚の色が異なる異端の名医。
手塚氏は、自分がコンプレックスの固まりであり、そのコンプレックスの居場所を与えてあげたかったから、これらの作品が出来上がった、と述べている。
なんと浅い読みかたをしていたのかと思う反面、彼のマンガに惹かれていた理由がわかったような気もする。この帯をつけた人はこの本を読んだのだろうか? 「教師が生徒に読ませたい本」?? 著者が本の中で押しつけがましかったりしていては子どもには見向きもされないと書いているにも関わらず…。 どんな良い本も作家の言葉を利用し誰かを操ろうとする意図が見えると嫌な気分になりますね 思うに、手塚治虫の生きてきた時代には「自然」があり、その自然が育まれた想像力を駆使して漫画作品を創作した。そして昨今の時代において、自然もしくは想像力を育む基になるものが失われてきている事を憂いた。それが手塚治虫であったのではないかと本書を読んで思った。

 本書には、手塚治虫（1928〜1946年）の幼少の事を自分自身で語っている箇所がある。その当時はどんな時代であったのかを知りたい人には、いくらか参考になると思う。

 本書は分かりやく書かれている。小・中学生にも理解できるレベルだろう。とはいっても、今の時代そして未来においても、充分に示唆的なメッセージを発している。それがこの本書なのだと思う。マンガに込められたメッセージを文字につづった一冊。この本が書かれたのは、今から10年以上前のことだが、内容に全く遜色はないそれどころか、テロや戦争の脅威にさらされている現代の方が、そのメッセージはより現実味を帯びて我々に迫ってくる。医師の立場としては、既にこの時期から行きすぎたバイオテクノロジーへの警鐘を鳴らしておりそのテーマを「ネオ・ファウスト」に置いていたそうだ。完成を見ることなく終わった作品に対する熱い思いを読むにつれ、その早過ぎた生涯が惜しまれる。この本は、若い世代を対象に書かれたものだが子供を持つ親や手塚のマンガを読んで心弾ませて成長した大人達にこそ、是非読んでもらいたいエッセイだ。もし、今の大人達が手塚の言う「IFの発想」を持てたのならこの世の中は全ての人々に取って、ずいぶん住みやすいものになるだろう。手塚治虫の書いたエッセイということで、強く興味を持って、買いました。なかなか読む暇がなく、眠らせておいたのですが、ふと、今日、引き込まれて１時間ほど読みふけってしまいました。なんだか、読後の黙想、興奮冷めやらぬ中書いている、という感じです。心のこもった、また熱意のこもった、非常に温かみのあるわかりやすい言葉に非常に感服しました。世に認められた初めての、そして最高のマンガ家として大成する彼を創り出した功労者である母親、学校の先生との思い出。ちょっと、すごいな、そうだな、と思いました。率直に綴られた戦争体験、差別などの体験は読むのに辛くない。「情報洪水」という言葉、将来へのIFの発想は素晴らしいと思う。現代社会への、将来への一つ一つの警鐘願いは、特段目新しいものではありません。でも、手塚治虫の、一つ一つの経験、黙想の中で作り上げられた願いは、心に響くものです。いろいろなご自身のマンガから引用して語っていくのもとってもおもしろいです。すべての人に読んでもらいたい本です。とってもわかりやすく、おもしろく書き上げているので、小学校高学年の子でも楽しんで読めるでしょう。生まれて初めて読める「論説文」ではないでしょうか。中学受験でよく用いられるのもうなずけます。また、例えば大学生の人にも、大人の人にも、親である人にも、ちょっと立ち止まって読んでほしいな、と思いました。私自身、人生が１％ぐらい変わったような気がします。
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<item rdf:about="http://31comic-book.best-beautystore.com/detail/19/4041851025.html">
<title>火の鳥 (2) (角川文庫)</title>
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<description> 手塚は、自分のことを「荒唐無稽の漫画家」と言った。哲学・宗教的なテーマが多いからだろうか。未来編では永遠の命を手に入れてしまった、凡庸な主人公がライバルを蹴散らして地球の生命が発生するまで、待とう...</description>
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 手塚は、自分のことを「荒唐無稽の漫画家」と言った。哲学・宗教的なテーマが多いからだろうか。未来編では永遠の命を手に入れてしまった、凡庸な主人公がライバルを蹴散らして地球の生命が発生するまで、待とうとする。文明の英知によって滅ぼしてしまった人類の愚かさ。試験管で生み出す生命が、神（永遠）からの裏切りによって死滅していく。
 主人公を始め、「ムーピーゲーム」という昨今で言うテレビゲームに興じていく。空想は人間の与えられた力だ。これによって、文明を手に入れることができた。動物よりも余計に考える力があるためだ。
 だが、空想だけでは幸せを手に入れることができない。現実を変えてしまわない限り、人類は居ても立っても進歩しないのだ。結局は甘えなのだ。
 そのムーピーによって堕落した主人公は、仮にも教条主義ではなく人間の心を手に入れることができた。うまくつかえば可能なのだ。テレビや新聞がそう言える。しかし、問題は、彼女にしてしまったのだ。
 楽園から追放されるように、人類の発生を待った主人公は、ナメクジが人類になってしまった「間違い？」にめげても、なお自分が納得する人類になるまで待った。生まれて初めて現実を自分の力で変えうとしたが、主人公には重荷だった。孤独、幸福、絶望、奇跡。その交錯が至る所に示された名著である。 手塚治虫氏の世界に引きずり込まれてゆく昨今。これまた生命の偉大さと刹那さを感じることのできる、シリーズ第二編、未来編。 やはり、アニメーターの先駆たる彼の作品は、素晴らしいですね。 科学の最先端を操る人物でさえ、生命を試験管の中では創造できても、その生命を一度試験管から取り出すと、もろくも消滅してしまう。 ところが、放射能に汚染された地球が、何千万年、何億年と経つうちに浄化され、海中にちょっとしたきっかけで細胞が生まれ、その細胞が生命体になり、植物から順番に陸上でも生活を始める。生命を繋ぐとともに、進化してゆくことになります。 正にもう一度地球が“命の星”を繰り返しているかのような、壮大な物語です。 やや、第一編の黎明編のシーンを転用したりして、黎明編とのかかわりを演出していますね。 とにかく、医者でもあったかれの、生命への畏敬とでもいうのだろうか、医者としての限界なのだろうか、人類のわびしさのようなものも感じ取ることができましたね。手塚先生の"LIFE WORK"と言われている代表作「火の鳥」。1巻から13巻まである単行本は、一杯になった本棚のなかに納まりやすく、私にとっては嬉しいサイズです。「火の鳥」は、どの作品も大好きで、全て紹介したいのが本音ですが、ここでは第2巻について書きます。2巻は第1巻、「黎明編」(古代)よりも、ずっっと後(未来)の話。人類存続の危機に、火の鳥によって重過ぎる使命を与えられた男の物語です。たった独りで全てを背負った若者は、残酷なほど孤独な時間を、もがくように埋めようとします。一瞬で滅びた世界。それでも尚、新たな生命の誕生を待つ男と、それを見守る火の鳥。恐ろしく巨大な時が、読んでいる側にも伝わってきます。その使命を自分が任されたら?最後まで遂行しなければならない…でも、"最後"っていつ???狂いたくても、狂えない。死にたくても死ねない。考えただけでも恐い…。と言うより、こんなことを考えられる手塚先生と、同じ時代に存在出来たことに感謝。「漫画の神様」と謳われた手塚 治虫がライフワークにして取り組んだ作品がこの『火の鳥』である。

『火の鳥』とは一体どういった存在なのか、その答えは「未来編」の中に集約されているように思う。

『火の鳥』は、「輪廻転生」的な宗教観とSFとヒューマンドラマが複雑に織りなした、壮大な世界観を表現した漫画作品群であり、まさに手塚 治虫がそ生涯を漫画に捧げた魂の結晶体であり、単なる漫画という枠を超えて現代に生きる我々にも今なお警鐘を鳴らす不滅の作品である。
このシリーズは、まぁ、とにかく想像を絶するとでも言いましょうか。スケールがとにかくデカイ！とにかく圧倒される作品です。とにかく読みましょう。
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<title>火の鳥 (1) (角川文庫)</title>
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<description>今でこそ市民権を得た感のある「漫画」ですが、作品はもちろん「珠玉の出来」であるのですが、やはり僕は「医者」という職業よりもこの「漫画家」という世界を選らんだ職業の開拓者としての手塚治に敬意の念を抱か...</description>
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今でこそ市民権を得た感のある「漫画」ですが、作品はもちろん「珠玉の出来」であるのですが、やはり僕は「医者」という職業よりもこの「漫画家」という世界を選らんだ職業の開拓者としての手塚治に敬意の念を抱かずにおられない。 手塚のこのマンガはできれば大型本を手に入れて読みたい。以前発売されたA4サイズのものが朝日ソノラマから出ていたはずである。スケールの大きな作品は、文庫本のようなちまちました版ではだめである。しかし文庫サイズでも、あたりまえだけどその内容は変わらないし、文句のつけようがない。
 人間の究極の生きる意義･生命の偉大さ、それと同時にはかなさに真面目に取り組んだ手塚のライフワークである。初めてこれを読んだら、人生、変わるよ、自殺したいと思っている人が読んだら、なんてつまらないことを考えていたんだろうって本当に思うようになるよ。
 
 何度読んでも古くならない、古さを感じない究極の名作だと思う。床についていたので、１３巻まで一気に読みきった。
特に小学生の頃に読んでいた１−３巻に出会い再び感動した。
もちろんそれ以外のストーリーも十分に深く、哀しく、どんな歴史を経ても鑑賞に堪えうる物語だと思う。そしてそういったマンガは稀有な存在だ。
自分の子供にも自信をもって読ませたい、日本が誇る名作。
小学校の図書館とかにぜひ置いておいてほしい。遠い遠い昔から、遥かなる未来まで。不老不死、不滅の象徴である火の鳥を巡るエピソードを描く大河ドラマならぬ大河マンガ。メッセージ性の強いものから娯楽性の強いものまで、作者がライフワークとしていたのもうなずける、とても充実した内容です。いつの時代も変わらない人間の欲望の醜さと愚かさ、科学万能主義への警鐘、人類の行き着く先への不安などなど、他の手塚作品でもよく扱われているものが、本作でも強く読み取れます。が、なによりも、作者の大きな想像力・創造力としっかりとした構成のもと、マンガの楽しさおもしろさが十二分に味わえる傑作です。この後「アトム編」を描く予定だったそうですが、果たされないままだったのが、なんとも悔やまれます。 手塚治虫氏の作品はこれまで、ブラックジャック、きりひと讃歌、アドルフに告ぐを読んだ程度ですが、既に彼の取り組むテーマに引き込まれ、また凄みに魅了されてしまっています。 松本零士氏の取り組んだ銀河鉄道９９９のストーリーの主題の永遠の命との共通する内容が多くありました。 個人が生き続けるのか、遺伝子として生き続けるのかという疑問を作品中様々な角度で、捕らえようとしています。 また、火山の活動により外界へ出れなくなった夫婦が、十数年生き延び、その長男が崖を登り世界へと旅立つことに成功する。 ある種、ノアの箱舟に非難した一族が、再度新しく人類を増やし始めるような、そんな話と類似している。
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